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Runna vs Garminコーチ vs Hevy 比較|料金と機能、どれを選ぶか

「Runnaに月1,990円を払うくらいなら、Garminコーチが無料でやってくれるのでは」。Runnaを調べ始めた人が最初にぶつかる疑問だと思います。結論から言えば、この疑問は半分正しい。ただ、RunnaとGarminコーチとHevyは名前を並べて語られる割に、やっていることがかなり違います。

この記事では3つのアプリを、公式の現行情報(2026年7月20日時点)だけで比較し、どういう条件の人にどれが向くかを整理します。

前提:3つは同じ土俵のアプリではない

  • Runna:ランニングのトレーニングプランを生成して配信する有料アプリ(Strava傘下)
  • Garminコーチ:Garmin Connectアプリに含まれる無料のトレーニングプラン機能。対応Garminウォッチが前提
  • Hevy:筋トレの記録アプリ。ランニングのプラン機能はない

Hevyがこの比較に並ぶのは筋トレ併用の文脈であって、ランのコーチングだけを考えるならRunna対Garminコーチの二択です。

比較表

RunnaGarminコーチHevy
何のアプリかランのコーチングランのコーチング筋トレ記録
料金(日本)月額1,990円 / 年額11,900円無料無料版あり。Proは月額300円〜 / 年額2,600円 / 買い切り11,800円
無料の範囲7日間トライアルのみ全機能無料記録は無料(ルーティン保存4個、カスタム種目7個まで)
必要な機材スマホのみでも可対応Garminウォッチ必須スマホのみで可
対応プラン距離5km〜50kmエキスパート型は5K / 10K / ハーフ。フルはアダプティブ型のみランプランなし
筋トレプランに任意追加(内容カスタム可)補助的な筋トレメニューの組み込みが可能記録が本業。プラン生成はジム向け(Pro機能)
HYROX専用プランタイプありなしなし(種目の重量記録は可)
日本語対応(2025年9月から)対応対応

価格はいずれも2026年7月20日時点の公式ページとApp Store日本の表記です。Hevy Proの月額はApp Storeのアプリ内課金に複数の価格(300円と550円)が並んでいるため、現行の販売価格はアプリ内の購入画面で確認してください。

Garminコーチの実力と限界

Garminコーチは、無料のプラン機能としては充実しています。ただし「Garminコーチ」と一括りに呼ばれる中身は2系統あり、ここを区別しないと選択を誤ります。

1つめはエキスパートコーチ型プラン。Jeff Galloway、Greg McMillan、Amy Parkerson-Mitchellという実在コーチのメソッドに沿ったプランで、対応距離は5K、10K、ハーフマラソンの3種です。フルマラソンには対応していません。

2つめはアダプティブ型の「Garminランコーチ」(2024年9月導入)。こちらはフルマラソンまで対応し、Training LoadやVO2 Maxなどウォッチが取る指標に基づいてプランを日々調整します。ただし利用にはこの機能に対応したGarminウォッチが必要で、どの機種で使えるかはGarminの公式案内で確認が必要です。

つまり「Garminコーチがあればフルまで無料」が成り立つのは、アダプティブ型に対応したウォッチを持っている場合に限られます。なお、Garminには有料サブスクのGarmin Connect+(2025年3月開始)がありますが、Garmin公式はプレスリリースで既存のGarmin Connect機能が無料のまま残ると明言しており、Garminコーチの利用に課金は不要です。

Runnaを選ぶ理由

Garminコーチという無料の対抗馬がいてもRunnaが選ばれる理由は、公式仕様を並べると見えてきます。

  • ウォッチを選ばない:Garmin、Apple Watch、COROS、Suuntoに対応し、スマホ単体でも使える
  • プランの幅:5kmから50kmまでの距離に加え、怪我明けや産後の回復系、HYROX専用プランタイプまである
  • 筋トレの中身:使える器具やセッション時間に合わせてカスタムした筋トレセッションを、ランのプランに組み込める
  • 調整の仕組み:Pace Insightsがセッション結果からペース変更を提案する(ユーザー承認制)

弱点はシンプルに価格です。年額11,900円は、Garminコーチの無料と比べれば明確なコストです。7日間の無料トライアル(HYROX公式パートナーページ掲載のコードなら2週間、2026年7月20日時点)で中身を確かめてから決めるのが妥当です。詳しい料金と使い方はRunna徹底解説にまとめています。どちらのアプリを選ぶにせよ、HYROXの目標タイムに必要なランペースはHYROXペース計算機で先に把握しておくとプラン設定が具体的になります。

Hevyの位置づけ

Hevyは筋トレ記録アプリです。公式サイトは1,400万人以上のユーザーを掲げ、無料版でもワークアウトの記録自体はでき、制限はルーティン保存4個とカスタム種目7個までという形です。日本語にも対応しています。

ただしランニングのプラン機能はありません。有酸素運動は手動記録レベルの対応で、「RunnaかHevyか」で迷う組み合わせではないのです。ランのコーチが欲しいならRunnaかGarminコーチ、筋トレの記録を残したいならHevy、という役割分担になります。

ラン主体でHYROXも見据える人の現実的な構成は次の2つです。

  • Runna1本:ランプランと筋トレセッションをアプリ内で完結させる
  • Garminコーチ+Hevy:ランのプランは無料のGarminコーチ、筋トレの記録と管理はHevy

どれを選ぶか

  • 対応Garminウォッチを持っていて、目標が5K〜ハーフ(アダプティブ型対応機種ならフルまで):まずGarminコーチ。無料で始められる
  • ウォッチを持っていない、Apple WatchやCOROSを使っている、HYROXに出る、回復系プランが必要:Runnaのトライアルを試す
  • 筋トレの記録を体系的に残したい:Hevy(無料版から)

RunnaとGarminコーチの併用は物理的には可能ですが、プランが二重になるため、トライアル期間中にどちらか一本へ絞るのが現実的です。

冒頭の疑問に戻ると、「Garminコーチで足りるか」の答えはウォッチと目標距離次第です。足りる人には本当に足ります。一方でHYROXや50km超が視野にあるなら、Runnaのトライアルを試す価値があります。HYROX対策のトレーニング自体は12週間トレーニング計画も参考にしてください。

参考資料(一次ソース、いずれも2026年7月20日閲覧):

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